Higetsumugi
- Casa de Japón
- 2018年8月24日
- 読了時間: 1分
紬といえば、大島紬、結城紬、上田紬が有名ですが、日本各地には様々な紬があります。
さてその紬。正絹ではありますが使っている糸が異なります。
一般的に絹糸はお蚕さんの作る繭玉からから紡いで作るのですが、紬糸はその残ったくず繭を真綿にしてから糸を紡ぎ出したもので、大変丈夫。
今回はその紬の中から珍しいひげ紬をご紹介。
ひげ紬は名前の通り、織物から一部ひげのように糸が飛び出ています。糸を一部織り込まない事でそのような風合を出しています。一見、ほつれ?にも見えなくもないのですが、
最近ではあまり見ることのできない貴重な織物です。先日、NHKの大河ドラマ”西郷どん”で岩倉具視役の鶴瓶さんが羽織としてご着用されていました。
Casa de Japón も先日までひげ紬&浮世絵デザインの羽織がありましたが、即日完売。
浮世絵とひげ紬のコラボなんて滅多にないので見つけたらラッキーですね。

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